明日発売だけどわずかな期待を胸に休憩中に出掛けた本屋でレイヴン小説を手に入れて読み耽っておりました。
ネタバレありだよ!
はぁ…色々胸いっぱいで言葉に出来ない…!キャナリ←ダミュロン悶え る…!おっさんの片恋美味しい…!
試し読みしてた時はなかなかやんちゃだと思いましたが、ダミュがただのどら息子じゃなくて良かったです。
ちゃんと貴族というものを考えていた。やっぱりそれなりに聡い子なんだな。それをきちんと教えてくれる人が居なかっただけで。
父はいるけど母の描写が無かったのは幼い頃に亡くなったりとかしてるのかしら。
キャナリが小隊長だったのに驚き。てっきりアレクセイ直属の隊の隊員同士だと思ってましたが、やっぱりアレクセイは天辺でその枝葉の一部なのね。
アレとヘルメスの関係も明らかになりましたね。現場で己の所業の結末を目にしてその過ちに気が付いたヘルメスでしたが、まだ理想を追うアレクセイにはそれが伝わらなかった…。
そして心臓魔導器が使用され3度目が起こってしまった…。
おっさんの死因の心臓一突きは予想してましたがこういう終わり方だったのかと知らされると…もう本当ただただ切ない。
黒い獣の圧倒的な力と恐ろしさに出てくるたびに身が竦む思いがしました。もっと人間と魔物が入り混じってドンパチしてるのかと思いましたがこの様相は…悪夢だ…。
ダミュロンとキャナリが愛しくて愛しくて切なくてもうどうしたらいいの…!
ユーリに似た美人さんね!なんていってはしゃいでられないうああキャナリーーーーーー!!!!!!!!
彼らはあのとき確かに騎士でした。
上巻では壊れちゃったダミュロンがシュヴァーンに成るところまで。ダミュの壊れっぷりを見てるとアレクセイが可愛そうに見えてくる不思議。
確かにあんな終わり方して自分の意思関係なく蘇生されて絶望しない方が無理な話だ…。きっとイエガーも、帰る場所も大事な人も全部無くして孤独になってしまったんだろう。
イエガーって、小隊のヒの付くあの人…?
このころからアレクセイも段々壊れちゃって覇道の道に進んじゃうのかね。
下巻はアレとシュヴァメインで話が進むんですかね。最後はユーリたちとの絡みもあるといいな!
とりあえず強く印象に残った感想だけを垂れ流してみました。
小説もう一冊買おうかな。鞄の中に一冊、家に一冊。